これでばっちり!赤ちゃんとの長時間飛行機対策 続編

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授乳・ミルク・お食事対策虎の巻

今回は赤ちゃんとの長時間飛行機対策シリーズの第二弾。

授乳やミルク、お食事に関する対策をお伝えします!

その1のバシネット席の意外な落とし穴に要注意 赤ちゃんとの長時間飛行機対策〜座席選び・おもちゃ編〜こちらをご参照ください。

まだ離乳が完了していない赤ちゃんと飛行機に乗る場合、どうしても心配なのが授乳やミルクの対策ですよね。

飛行機には授乳室がないし泣き出した時どうしよう!

長時間飛行に乗るからミルク用の湯冷ましをどれだけ持っていけばいいの?!

などなど、わからないことがたくさんあると思います。

今回は、乳児を連れて飛行機に乗る場合の授乳・ミルク・お食事の対策をバッチリお伝えします!

授乳・ミルクは離着陸時の耳抜きに効果的

飛行機に乗ると大人でも、離着陸時は耳がキーンとしたり不快感がありますよね。

そんな時、あなたはどのような対策を取られていますか?

耳抜きがうまくできる方は問題ないと思います。

他には飴を舐めたり、ストローで飲み物を飲んだりされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大人のように耳抜きができない赤ちゃんにとって、離着陸時の耳の不快感は大泣きの原因にもなります。

その耳の不快感を和らげるには、授乳やミルクを飲ませるのがいいと言われています。

実際私の子供達が赤ちゃんの時は離着陸時に泣くことが多く、泣き出してしまうと中々落ち着きませんでした。

大人が思う以上に赤ちゃんが耳に感じる負担は大きいようです。

授乳の場合はケープが必須!  

まず、母乳育児をされていて離着陸時にも授乳をしたい!という場合は授乳ケープが必須です。

離着陸時には自分の指定座席から移動することができないので、必然的に座席での授乳となります。

普段のお出かけでは授乳室を利用したり、新幹線などは多目的室を授乳のために貸していただけたりしますよね。

そのためケープを使っての授乳に慣れていなかったり、抵抗のある方もいらっしゃると思いますが飛行機では残念ながら個室を利用することはできません。

もし飛行機がガラガラに空いている場合は人目につかない席に移動することは可能ですが、どちらにしても授乳用に区切られたスペースでは無いですよね。

赤ちゃん連れで飛行機に乗ることが決まっている場合は、事前に授乳ケープでの授乳に慣れておく必要があります。

お母さんもケープの準備や授乳体勢に慣れが必要です。

そしてなにより、赤ちゃんがいつもと違う環境で、さらにケープでお母さんのお顔が隠れて見えない状態だとうまくおっぱいを吸えない可能性もあります。

日々のお出かけやお家での授乳で少しずつ練習をしておきましょう!

私が実際に使っていた授乳ケープはこちらです。

               ※画像をクリックすると商品ページにジャンプします

人前での授乳にどうしても抵抗のある場合は、事前に哺乳瓶やストローマグなど授乳以外の方法でミルクを飲む練習をしておくといいと思いますよ。

ミルクの場合は離陸時の分のみお湯の準備があると安心!

次にミルクの赤ちゃん。

ミルクの場合、大手航空会社であれば機内にミルク用のお湯の準備があります。

CAさんに持参したミルクと哺乳瓶を渡して分量を伝えると、調乳して持ってきてくださいます。

しかし、搭乗から離陸にかけてはCAさんもバタバタしていて声をかけるタイミングが難しいことも。

離陸時にミルクを飲ませたい場合、搭乗直前に熱めのお湯で作っておくか、離陸時用の分のみお湯と湯冷ましを持ち込むことをオススメします。

どのような場合でも、赤ちゃんにお湯がかかる危険があるため飛行機が動き出す前までにはミルクを飲める状態にしておくことが必要です。

飛行機には液体物の持ち込みが制限されていますが、乳幼児用のものであれば特例として持ち込んでもいいことになっています。

その場合、保安検査場での申告とチェックが必要になるので荷物の取り出しやすいところに入れておいてくださいね!    

最近日本でも液体ミルクの発売が解禁になりましたが、機内で飲む分は液体ミルクと使い捨て哺乳瓶にするというのも手だと思います。

画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

液体ミルクは常温で普段飲んでいるミルクと味が少し違うので、事前にお子様が嫌がらないか一度試してみてくださいね。

食事を挟む場合はベビーミールをリクエストしておこう!

次に、フライト中に離乳食を挟む場合。

離乳食はもちろん持ち込み可なので、普段食べている食べ慣れたものを持ち込んでもOK!

ただし離乳食初期の液体に近い状態の場合は、ミルクと同じく保安検査場での申告とチェックが必要です。

中期以降の固形のもの、バナナなどのフルーツ、菓子パンなどは持ち込むことができるので、お子さんの好きなよく食べるものを多めに用意するといいでしょう。

普段あげないおやつなども特別に解禁してみるものいいかもしれません。

また長時間フライトで何食も離乳食を持ち込むのが大変な場合は、航空会社にベビーミールのリクエストをしておくと便利です。

フライトの24時間前まで、予約サイトから申し込むことができますよ!

ベビーミールの内容は航空会社によって少し異なりますが、月齢にあった食事を選ぶことができます。

注意点としては、どの航空会社も選択できる範囲の低月齢の段階に合わせているので離乳間近のお子様の場合は物足りないかもしれません。

私も次男が離乳間近の時にベビーミールをオーダーしたのですが、出していただいたのがお粥と野菜のペーストだったので彼は全然食べてくれずに焦ったことがありました。

かといって次の段階のキッズミールをリクエストするには座席の予約も必要だし、揚げ物やケチャップライスなどはまだ食べさせていないし…という中途半端な月齢。

しばらくベビーミールのオーダーはぜずに食事は全て持ち込んでいた時期があります。

また海外の航空会社の場合は食べ慣れない食材や、食べ慣れない組み合わせの味の場合があります。

この場合も持ち込んだ方が安心ですね。

写真だけでは食事の具体的なイメージがつかめないことがあるので、心配な場合はベビーミールの内容を問い合わせてみることをお勧めします。

搭乗前は空腹にしておこう!

授乳・ミルク・離乳食。

どの段階のお子さんも、搭乗前はお腹をすかせた状態に調整しておくことを強くお勧めします。

まず授乳とミルクの場合は離陸時に耳抜き対策で飲んでもらいたいので、お腹がいっぱいで飲めない!という状況を避けましょう。

また離乳食の場合も、機内で食事のサービスがある場合は離陸して間も無く1度目の食事が提供されることがほとんどです。

ベビーミールはリクエスト制で余分がないので、後からお腹が空いても追加でオーダーすることができません。

お腹が空いた状態でしっかり食べられると安心なので、搭乗前の食事やおやつの管理はしっかりしてあげると機内で快適に過ごせると思います。

長時間フライトの場合はCAさんとのコミュニケーションを密に

最後に、子連れで長時間のフライトの場合はCAさんが気にかけてくださって積極的に声をかけてくださるケースが多かったです。

そんな時は遠慮せずに今の自分と赤ちゃんの状況を素直にお伝えすると、最善のサポートをしてくださいます。

泣きやまない子供におりがみでささっと指人形を作って遊んでくださったり、機内が乾燥しているので喉が渇いているんじゃないですか?とお水をくださったり…

私の場合、長時間フライトを乗り越えてこられたのはCAさんたちのサポートがあってこそでした。

飛行機で子供が泣いて一人であやしていると、どんどん視野が狭くなってしまうんですよね。

例えば普段なら「汗をかいていて暑そうだから洋服を一枚脱がそう!」という考えができる状況にも関わらず、焦ってしまって全くそこに考えが及ばないようなことも多々ありました。

そんな時に大切なのが第三者の視点です。

旦那さんやCAさんに状況を話したり、実際見てもらうことで解決できることがたくさんありますよ。

一人で背負うことは誰の為にもならないので、機内の平和のためにも(笑)甘えられる人にはどんどん甘えて快適な空の旅を過ごしましょう!

まとめ

 

・授乳の場合はケープが必須!事前の練習も忘れずに。

・ミルクは搭乗前もしくは離陸前までに調乳を済ませておく。

・離乳食は持ち込み可、ベビーミールをリクエストすることもできるので事前に調べてみよう!

離乳前の赤ちゃんを連れて飛行機に乗るのは勇気がいること。

でもそれでも乗る!!と決めたあなたなら、きっと乗り越えられるはずです!

しっかり準備をして頼れるものにはしっかり頼って、素敵な思い出を作ってくださいね。

この記事を読んで下さったあなたと赤ちゃんとのフライトが素敵なものになるよう、心から願っています!

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