2020年から小学校での英語の授業が必須となったり、自分が苦労したから子供には英語を習わせたい!とお考えの方は年々増えているように感じます。
しかし、そもそも何から始めたらいいのかわからない方。
英会話教室は数あれど、子供の年齢にあった英語教室ってどう選ぶの?などなど。
英語の習い事に関する疑問は尽きませんよね。
今回はUTSSではおなじみ船津徹先生のメソッドに沿って年齢別にどのような英語学習が必要か、乳幼児期に絞ってご紹介します。
そして、私の息子たちが通っていた英語幼児教室ジンボリーの体験談をお伝えしていきます!
0歳児には「フォネミック・アウェアネス」
ここからは船津徹先生のこの本『世界で活躍する子の英語力の伸ばし方』に沿って、英語学習方法をご紹介していきます。
※画像をクリックすると商品ページにジャンプします
「フォネミック・アウェアネス」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは文字を教える前に、外国語の音やリズムに慣れさせる言語学習の方法のことです。
日本語でも、言葉を発する前の赤ちゃんには童謡を歌い聞かせたり、わらべうたを聞かせたりしますよね。
それと同じで、英語を学ぶときにもこの「歌」が音を聞き分ける力を養ってくれるのです。
お家でできる効果的な方法は小さな音で何度も繰り返し英語の童謡をかけること。
子供がうるさがったりするときは音量を下げ、子供に気づかれない程度の小さな音で流すのがポイントです。
『世界で活躍する子の『英語力』の育て方』にはオススメの曲もたくさん紹介されていますので参考にしてみてください。
英語の文字にたくさん触れよう!
次に乳幼児期に大切なのは、たくさんの「英語の文字」に触れる環境づくりです。
日本に住んでいると、本やおもちゃ、おやつのパッケージなど全てが日本語で書かれていますよね。
小さい頃からそうやって日本語に親しんでいるからこそ、日本語の読み書きにスムーズに移行していけるわけです。
それと同じように、小さい時にたくさんの英語を見ておくことが、大きくなって読み書きに移行した時の学習効率を上げるコツ!
お部屋にチャートを貼ったり、英語の本やおもちゃなどを並べるだけでその後の英語定着率に差が出てくるそうですよ!
3歳から6歳ごろは学習に移行
0歳から3歳ごろまで、「フォネミック・アウェアネス」や英語の文字に親しんだ後は徐々に学習に移行していきます。
フォニックスと呼ばれるアルファベットの読みかたを学び、サイトワーズ、本のリーデイングなどに進んでいきます。
この時期に学習と並行してオススメなのが「PBS KIDS」と言うアメリカの教育番組。
※画像をクリックするとPBSのサイトにジャンプします
日本でいうEテレです。
このチャンネルには様々な番組があり、キャラクターがたくさん登場するのでお子様の性別や性格にあったお気に入りがきっと見つかるはず!
好きなキャラクターが見つかれば、そのキャラクターの絵本やグッズなどがたくさん販売されていますのでぜひ手に入れてくださいね。
お子様の好きなキャラクターで英語学習を進めることができて一石二鳥です。
こちらも詳しい紹介や活用法がこの本に載っています。
0歳から始められるイマージョン教育!
さて、ここからは乳幼児期に私と息子たちが体験してとても効果があった習い事、Gymboree(ジンボリー)をご紹介します。
長男がジンボリーに入会したのは1歳半の時。次男は6ヶ月くらいから通い始めました。
当時はLAに住んでいたのですが日本人のお友達しかできず、せっかくなのでいろんな国籍のお友達が欲しいなと入会を決めました。
息子たちが通っていたのはアメリカの教室ですが、日本にもそして世界中にジンボリーの教室は展開しています。
クラスの内容や使う教材も同じ。
クラスを担当するのもどの国でも英語ネイティブ(もしくはネイティブ相当)の先生ですよ。
息子たちはplay&learnというコースに入会し週に一度クラスに通っていました。
内容は先生の合図に合わせて教室内のアスレチックを使って坂を登ったり、ジャンプしたりといった運動機能も一緒に鍛えるような内容でした。
そしてクラス中にはたくさんの歌が出てきて、先生が歌ってくださいます。
アメリカの童謡から、ジンボリークラスのオリジナルソングまで様々ですが、子供達は大喜び。
クラスの最後にはbubble timeといって室内用のシャボン玉をたくさん吹いて、お歌を歌いながらお別れします。
年齢にぴったりあったカリキュラム
当時は息子がとても楽しそうだったので通い続けていたのですが、今思うとこのカリキュラム、先ほど紹介した年齢別英語学習方法にぴったり沿っているんです。
小さい頃に英語の歌をたくさん聞いたり、ジンボリーの掲示物は全て英語だったので文字に触れる環境もバッチリです。
日本のジンボリーでも掲示物は英語です!
もうすぐ6歳になる長男ですが、小さい時にジンボリーで聞いた英語の歌は今でも歌ってあげると「知ってるー!」と言います。
流石に自分で歌えるほどは覚えてはいませんが、耳を鍛える意味ではバッチリ刷り込み効果があったと感じています。
子供達は長男3歳、次男1歳半で日本に帰国した後、しばらくは積極的な英語教育をしていなかったのですが、最近一緒に英語の本を読んだり単語を読ませてみたりすると信じられないくらい発音の飲み込みが早いです。
しばらくのブランクは感じさせない発音の良さは、小さい時に聞いていたお歌とネイティブ英語のおかげだと確信しています。
またジンボくんという可愛いピエロのキャラクターがクラス内でも登場するのですが、ジンボくんのことが大好きになった息子たちは、ジンボくんが話す言葉を一生懸命聞きます。
先生が腹話術のようにジンボくんを通して指示を出したりするのですが、普通に先生がお話しするよりも指示の飲み込みが早かったように感じます。
これも「好きこそものの上手なれ」
子供が好きなキャラクターだったからこそ、「聞こう」とし、小さいなりに理解していたんだなーと思います。
「英語」そのものを教えてもらったのではなく、「英語で」遊びの指示やその他のアクティビティを指導していただいたことがとても効果的だったなと感じています。
今話題の「イマージョン教育」ですが、ジンボリーでは0歳からイマージョンで楽しい遊びを教えてもらえますよ。
多彩なママ友の輪
ジンボリーに行って良かったなと思うのは、子供の英語力に関してもそうですが多国籍のママ友ができたのが私にとっては嬉しいことでした。
ジンボリーにはOpen gymという時間があり、クラスのない時間帯に会員は自由に施設を使って遊ぶことができます。
アメリカには児童館のような場所がなかったので、私はこの時間にジンボリーに入り浸っていたのですが、同じようなママが何人もいて時間中にお話をさせてもらいました。
インド人のママと離乳食の悩みを相談しあったり、韓国人のママとはアジアン食品店の情報交換をしたりと、どの国にいてもママの悩みは同じなんだと知ってなんだか嬉しくなったのを覚えています。
日本のジンボリーにも、日本人だけではなく、日本に駐在している方、他の国でジンボリーに通っていた方など多国籍の方が集まる傾向にあるようです。
子供も親も、国境をこえてお友達ができるチャンス!英語を実際に使ってコミュニケーションを持てるチャンス!です。
英語は話せるようになることがゴールではなく、英語を使ってコミュニケーションすることがゴール。
ぜひ習い事を通じて親子で国際交流を深めてみてください。
まとめ
今回は乳幼児の英語の習い事について紹介しました。
英語を習わせてみないけどどうすればいいかわからない…というあなた、ぜひこの本を読んでお子様に合った習い事を探してみてくださいね!
きっとそこには素敵な出会いが待っているはずです!