バシネット席の意外な落とし穴に要注意 赤ちゃんとの長時間飛行機対策

海外留学/学校情報
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飛行機の座席選びとおすすめおもちゃ

赤ちゃん連れで海外に行く場合どうしても気になるのが飛行機での過ごし方ですよね。

飛行機に長時間乗るのが心配で海外旅行に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

しかし!かわいい子には旅をさせよ!

旅には子供もそして親も、ぐんと成長するきっかけがたくさんあります。

今回は海外旅行になかなか踏み出せないあなたに!

長時間のフライト対策その1として、座席の選び方とオススメのおもちゃをご紹介します。

準備で8割が決まる⁈長時間フライト対策

私は0歳から3歳の子供2人を連れて、日本ーロサンゼルスの約12時間フライトを5往復。

アメリカ国内移動や、アメリカからメキシコ往復、日本国内での移動も含めると比較的たくさんの飛行機移動を経験してきました。

夫と一緒の時もあれば一人で二人の子供と移動したことも多々あります。

その中で導き出した1つの答え。

それは飛行機の中で穏やかに過ごせるかどうかは『準備』にかかっている!

という事です。

座席予約は慎重に!!

乳幼児と飛行機に乗る場合座席を予約する時点で勝負は始まっています。

まず0歳児の場合バシネットと呼ばれる飛行機用のベビーベッドを予約することができます。

バシネット席のメリットは、赤ちゃんが眠ってくれれば親もしっかり睡眠をとることができること。

ほんの少しの時間でも赤ちゃんがバシネットで眠ってくれると気兼ねなくお手洗いへ行ったり、ドリンクを飲んだり、ホッと一息つくことができます。

またバシネット席は各クラスの一番前の座席につくようになっているので、子供が多少動き回っても前にどなたも座っていない点がメリットだと言えます。

      ↑バシネット席の様子

しかし、バシネット席のデメリットも。

先ほど述べたように一番前の座席になるので、食事用の机や映画などをみるモニターが肘掛部分に収納されている場合が多く肘掛を上にあげられません。

このように横に並ぶ座席を繋げることができないので要注意です。

普段ベビーベッドで寝慣れていないお子様の場合、バシネットでは寝てくれないこともあります。

そんな時に肘掛が上がらない席だとお子様をフラットにゆったり寝かす場所がありません。

普段添い寝をしていて明らかにバシネットで寝ないなという場合は、あえてバシネット席ではなく肘掛の上がる席を選択するのもありだと思います。

バシネットを何度か利用しましたが、我が家の息子はバシネットでは寝ないタイプの赤ちゃんだったのでそれ以降は肘掛の上がる席を予約していました。

また窓際の席を指定すると窓からの風景を見てお話したり、子供自身も景色を見るだけで気分転換になるのでオススメです。

赤ちゃん連れで飛行機イコールバシネット!!と思いがちですが、赤ちゃんとママのスタイルにあった席選びをすることが、機内で快適に過ごすキーポイントです。

      ↑バシネットで寝ない息子を何時間も抱っこすることに。

 

座席指定はマスト

そんな時に活用できるのが、オンラインの座席指定サービスです。

日系エアラインの場合、座席を選択する画面には子連れを表すマークが表示されます。

バシネット席を選ばない場合は、この子連れマークの近くに先をとることを強くお勧めします。

子連れ同士なので少々のことなら気にならないですし、私はよくおもちゃの貸し借りをさせていただいていました。

乳幼児の場合新しいおもちゃを持っていってもすぐに飽きてしまうので、おもちゃを交換して遊ぶことができるとかなり間が持ちます。

長時間フライトの場合はおやつのやりとりもさせていただいたり、子連れ同士助け合えるシチュエーションが多かったのでこの子連れマークは要チェックです!  

そして2歳を過ぎてオムツが外れている場合は、トイレの近くの席を予約することも重要ポイント!

トイレが近いことで、子供が「トイレ行きたーい!我慢できないー!」となる前に、

「今空いているから行っておこうか」といった声かけがスムーズにできます。

食事のサーブが始まってしまうと、あと少しの距離なのに進めない!という状態になることもあるので、オムツが外れたばかりでお漏らしが心配な場合はお手洗いの近くの席を予約することが必須です。

前後左右にご挨拶を!

もしお子様が0歳や1歳で言い聞かせても泣き止まない場面が想定されるときは、先手を打って周りの方にご挨拶をしておくことで機内の快適さがグっと向上します。

私が周りの方にご挨拶するようになったのは乗り合わせた韓国人のママから学びました。

彼女は2ヶ月くらいの小さな赤ちゃんを連れていました。

座席に着くと彼女は前後左右の乗客に小さな紙袋に入ったギフトを配ってくれたのです。

そこには

『今日が私のベイビーの初めてのフライトです。

慣れない環境で泣いてしまうかもしれません。

そんなときはこれを使ってください、ごめんなさい。

記念すべき初フライトをご一緒できて嬉しいです』

のメッセージとともに、耳栓とキャンディーが入っていました。

こういう心遣いをはじめにいただくことで、彼女の赤ちゃんが泣いても温かい目で見守ることができたし、きっと彼女自身も安心して機内での時間を過ごすことができたと思います。

ギフトまで用意する必要はないですが、近くの方にご挨拶をしておくことでプレッシャーから幾分か解放されることは間違い無いです!

乳幼児には動画より音楽がオススメ!

長時間フライトの際に準備するものとして、iPadやDVDプレーヤーなど動画を見られるデバイスを用意されている方も多いと思います。

もちろん動画も時間を潰すにはオススメですが長時間見せるのが心配だったり、ブルーライトを浴びることで睡眠に影響があったりとデメリットもありますよね。

また2歳以下くらいの子の場合そもそもビデオでは飽きてしまう可能性も。

私がオススメしたいのは子供用の読み聞かせCDです。

当時は世界各国の昔話を朗読したCDを100話分くらいスマホに入れて持っていました。

私が入れていたのはこちら。

           ※画像をクリックすると商品ページにジャンプします。

子供たちの知っている大好きなお話から、聞いたことがない初めてのお話もあるので長い間聞いていてくれましたよ。

知っている昔話も編者によって結末が違ったり、昔聞いていたけど勘違いして覚えていた部分があったりと大人でも楽しめます!

また知らないお話を音声だけでじっくり聴くのはとても楽しいので、長い飛行機の中で親子で楽しんでみてくださいね!!

動画と違ってお話を聞きながらうつらうつら寝てくれることもありました。

動画だとどうしても刺激が強いのでそのまま寝るどころが寝て欲しいタイミングで目が冴えてしまうことも。

音声だけならその点安心です。

読み聞かせのCD以外にも、童謡や好きなアニメの音楽などもたくさん入れていました。

ちなみにヘッドホンは子供用の一定以上音が大きくならないものを使っていました。

機内でもらえるヘッドホンもありますが、大人用なので子供には使い勝手が悪い部分も。

旅行を機に、子供たちのお気に入りヘッドホンご購入されることをオススメします。

キャラクターのものや、女の子には可愛いつけ耳付きのヘッドホンもありますよ!

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小学校低学年くらいまでは使えるサイズ感です。

そしてご兄弟がいる場合は、同時に2つのヘッドホンをさすことができるコードも必須です。

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このように、一気に5人で聞くことのできるイアホンジャックも売っています!

このジャックがあれば大人も子供も一緒に聞けるので、音量の調節などもやりやすいです。

ちなみに子供が寝ている間、このジャックを使って夫と同じ映画を同じタイミングで楽しみました!

普段の生活ではなかなか一緒に映画を見る時間もないので、大人にとっても有益なグッズでしたよ。

おもちゃは音・ゴミの出ないものを選ぶべし!

機内持ち込み用のおもちゃを検討されると思いますが、鉄則は音・ゴミの出ないものを選んでください。

音の出るおもちゃは子供たち大好きですが、おもちゃから出る電子音は子育てをしていない方にとって不快指数の高い音です。

さらに子供たちは音の鳴るボタンを連発したりしますよね。

これは周りの方の迷惑になりますし、連れている親にとってもヒヤヒヤの元。

ヒヤヒヤする原因になるものは飛行機の中に持ち込まないのがいいと思います。

そしてゴミがでない配慮も大切です。

新しいおもちゃを箱のまま持ち込んだりすると想像以上にゴミが出ます。

また工作をするようなキットも、細かいゴミがたくさん出たり、部品が一度散らばってしまうと取り返しがつかないのでオススメしません。

乳幼児が長い時間遊べて重宝したのは、塗り絵・お絵かき帳・シールブック・粘土・ぬいぐるみです。

塗り絵やお絵かきは言わずもがな、みんな大好きですよね。

シールブックも普段は絶対に買わないようにして、飛行機の前だけ好きなものを1冊購入していました。

単純なものだと貼り終えたらすぐに飽きてしまうので物語あそびに発展できるテーマのもの、好きなキャラクターのもの、着せかえができるものなど、シールを貼るプラスアルファの遊びができる商品を選ぶのが長持ちするコツです。

そして意外と重宝するのが粘土!

小麦粘土などの軽くて硬くなりにくく、ポロポロしないものがオススメです。

色々な形を作ったり、色を混ぜる実験をしたり、山盛りの丸を作る!といった遊びも小さい子なら盛り上がります。

ぬいぐるみは、大きすぎないお気に入りのものを持っていると本人も安心しますし、ごっこ遊びや、「もう少し小さなお声で話してね!」など要望をぬいぐるみを通して伝えることで救われたタイミングもたくさんありました。

まとめ

小さな子供との海外旅行には不安がつきもの。

今回は、機内の座席の選び方や、オススメのおもちゃを紹介しました!

子連れの方の近くの席を選ぶ

→不安を共有して助け合いましょう!

 

・音の出ないおもちゃを選ぶ

→ドキドキ、ヒヤヒヤ要素は持ち込まない!

 

・動画はもちろん、音声データもオススメ!

→音声なら寝てくれる事も

準備をしっかり進める事で、まずは親の不安を1つずつクリアにしていきましょう。

親が不安になると子供も不安になってしまう傾向にあります。

これだけ準備をしたんだから大丈夫!と思えるような状態が理想的だと思います。

そのあとは、どっしり安心してお出かけくださいね!

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